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仲見世は日本で最も古い商店街の一つです。
その始まりは1685年ごろに庶民の参拝者の増加に伴い、境内の清掃などをする代わりに出店の許可を与えたのが発祥とされています。
浅草寺の雷門から宝蔵門まで約250mに渡る、常に活気に溢れた商店街は、東側に54店、西側に35店、合計89店の店舗があり、美しい電飾看板と四季折々の装飾は必見です。
伝統の和小物や雑貨、和菓子などの店舗が立ち並び、食べ歩きをしながら景観を楽しむことができます。
そんな仲見世で売っている食べ物で代表的なものが、カステラにあんこなどを入れて焼いた和菓子の人形焼きです。
木村家本店は浅草で最も古い人形焼のお店です。
鳩、提灯、雷、五重塔の4種類の形があり店舗内で焼いており、その行程を見学可能です。江戸末期に創業して以来、伝統の味を守り続けています。
梅林堂も木村家同様、仲見世の有名な人形焼店です。
この本家梅林堂では、雷門、五重塔、鳩の3種類の形があり、試食も可能です。
人形焼の他にも、紅梅焼(こうばいやき)や雷おこしといった浅草の伝統的な和菓子を楽しむことができます。
続いては、おかきやおせんべいが人気のおかき処寺子屋本舗。
おかきはもち米が原料で、おせんべいはうるち米が原料の日本で大人気の米菓子のことです。
おかき処寺子屋本舗では、ぬれおかき(おかきの中でもしっとりとした歯ざわりが特徴)と、海苔で巻いたおせんべいが一番人気で、焼きたての温かい状態の物を食べることができます。
三美堂では、日本の伝統的なお面(お祭りや伝統芸能の時に使われる仮面)や、相撲取りのキーチェーンなど、たくさんの縁起物が所狭しと売られています。
他にも侍や忍者の刀や着物のミニチュアなども取り揃えてあります。
お客様の8~9割は外国人で、人気商品は、お面、こけし(日本の伝統的な木製の人形)、木版画などです。
木版画は、機械で紙に絵を印刷するのではなく、和紙に木型で30回以上も手作業で色を重ねることで描かれた絵のことです。
手作り工房遊膳では、たくさんのお箸が売られています。
お箸は、日本人が食事の時に使う道具で、2本の棒を上手く操り、食べ物をつかんだり、切ったりします。
多くの日本人は、お気に入りのデザインや素材でできた自分専用のお箸(通称:My箸)を持っています。
アクセス
東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩5分東京メトロ銀座線:浅草駅より徒歩5分つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分都営地下鉄浅草線:浅草駅A4出口より徒歩5分
都営バス京成タウンバス台東区循環バスめぐりん
※浅草寺に駐車場はございません。台東区雷門地下駐車場ほか、周辺の駐車場をご利用ください。